院長ごあいさつ
学生時代、父の背中を見ながら医師になることを志し、私の医師のイメージは最初から内科医でした。大学生活は長野県外でしたが、大学卒業後すぐに長野県に戻り、信州大学第二内科に入局し研修を開始しました。長野県立須坂病院(現信州医療センター)、長野赤十字病院で研修を重ね、その後信州大学に戻り、主に血液内科診療を行って参りました。血液内科での診療では、患者さんとの関わりが長く、深くなるため、患者さんご自身、またそのご家族とお話をする機会が多く、医療のみならず、心のケアやその方々の背景なども考慮し、治療を行う必要があるということの大切さを学びました。
血液内科医として診療を行っているなかで、私個人の周りの大切な人をガンでなくすという経験をし、血液腫瘍以外の悪性腫瘍の治療についても学びたい、という希望が芽生え、平成25年より信州大学包括的がん治療学教室に所属し、血液腫瘍と共に固形腫瘍の治療についても経験を積んで参りました。
父の医院を継ぐことはまだ先の将来のこと、と考えておりましたが、今回、想定外の速さで準備をする必要があり、一時休診をせざるを得なくなり、これまで中山医院に通院をしていただいておりました方々、近隣の方々には多大なご迷惑をおかけしてしまったことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
医師になってこれまで学んだことは、医療についてはもちろんですが、治療を行うということについての患者さん、ご家族の不安についてもサポートが必要であり、そこが無くしては安心した医療の提供ができない、ということです。
私の目指すところは、安心できる医療、疑問のない医療を提供することです。
どんなささいな疑問でもかまいません。少しでも気になることがあれば聞いていただけると有り難いです。
ご自分のお体のことについて、しっかりとご理解をされる手助けができると嬉しいと思っております。
地域の皆様に安心できる医療を提供し、健康に過ごせるようにサポートをさせていただきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
院長
学歴
- 平成14年3月
- 北里大学医学部 卒業
- 平成18年4月
- 信州大学大学院医学研究科 入学
- 平成24年
- 医学博士を取得。
職歴
- 平成14年5月7日
- 信州大学医学部附属病院 医員(研修医)
- 平成15年10月1日
- 長野県立須坂病院 常勤・長野県技術吏員(医師)
- 平成16年10月1日
- 長野赤十字病院 血液内科 常勤・医師
- 平成18年4月1日
- 信州大学医学部 内科(2) 時間外診療医師
- 平成23年4月1日
- 信州大学医学部 内科(2) 医員
- 平成25年1月18日
- 信州大学医学部 包括的がん治療学 助教(特定雇用)
- 平成29年4月1日
- 信州大学医学部附属病院 信州がんセンター 助教
- 平成29年7月18日
- 信州大学医学部附属病院 信州がんセンター 講師
- (令和3年4月1日)~
令和5年3月31日 - 信州大学医学部附属病院 信州がんセンター 特任准教授
所属学会名・役職名、社会における活動等
- 日本内科学会(内科認定医・総合内科専門医)
- 日本血液学会(血液専門医・指導医)
- 日本臨床腫瘍学会(がん薬物療法専門医)
- 日本リンパ網内系学会
- American College of Physicians